ご案内〜「海の生物メモ」へようこそ

はじめに
 
 千葉県の房総半島の南、館山市の端っこに坂田(「ばんだ」と読みます)というダイビングのできるポイントがあります。
 南房総地域は黒潮の影響を受けて北限域のサンゴがあり、時に珍しい生物に出会えます。この坂田でのスキューバ潜水の記録と出会った生物の記録をきままにアップしています。

 はじめにお断りとなりますが、このHPには掲示板や連絡先メールを掲げておりません。ひとつには掲示板等にお言葉を頂いてもきっと面倒くさがって返信しないだろう、という管理人のずぼらさと百聞は一見にしかずで「だまされたと思って(実際だまされますが)ちょっと行ってみようかな」と坂田においでいただく方でもいないかなあという思いがあるからです。 ご容赦のほどをお願いいたします。



館山〜坂田へのアクセス

 車で東京から越られるときはアクアラインを通って館山道を南下、終点の富浦から道なりに一般道のバイパスを経て、「洲の崎」方面の信号を右折(市内を迂回するのでちょっと遠回り)し、約10km波左間港を過ぎた小さな漁港が坂田港です。千葉方面からも館山道に入ってしまえば同じです。いずれもGWやお盆の時期は毎回渋滞に悩まされます。
意外と便利なのは高速バスで東京駅発館山・白浜行き、千葉からも千葉みなと駅、千葉、蘇我駅経由館山駅行きで約2時間で館山に到着し、館山駅からは現地のダイビングサービスさんが送迎してくれますし、帰りのバスも本数がありますので楽チンかな。。
 かつては使い勝手が良かったJRは本数が激減してしまい、朝は東京駅5:59発(H24.8現在)千葉行きで千葉駅乗り換え内房線館山行きで館山8:50着。帰りはダイビングが遅くなった場合には帰るのにかなり時間がかかってしまいます。



館山でのダイビングについて
 
 坂田でのダイビングは坂田港に入らずそのまま坂道を進んだ先のシークロップさんを利用するようになります。館山は一つのポイントに一つのダイビングサービスという形式をとっていて、隣同士にある坂田港と波左間港はポイントの乗り入れをしていませんので「波左間のマンボウが見たい!」と思ったら波左間海中公園さんに行かなければなりません。 またほとんどのダイビングポイントはボートダイビングになります。

 館山には市内から半島を西に進むと最初にパワースポット(笑)で有名になった沖ノ島に「沖ノ島ダイビングサービスマリンスノー」さん、さらに先、見物(けんぶつ)には講習に良い開けたスペースの「館山ダイビングサービスSARA」さん、次の波左間にはジンベエやマンボウを定置網の中で見せてくれる「波左間海中公園」さん、そして坂田を過ぎ、野島崎を回った西川名(にしかわな)にはモロコとトビエイが有名な「西川名オーシャンパーク」さん、そのまた先の伊戸(いと)には「伊戸ダイビングサービスBOMMIE」さんという各現地ダイビングサービスがあります。各サービスごとにポイントも違うので個性がありますね。
各サービスともHPがありますよ〜。

 坂田とシークロップさんについてですが坂田は東京湾口に位置していることから潜った方はわかると思いますが透明度・透視度に恵まれているとはいえず下欄のような青い海では決してありませんし、根も大きくないダイビングポイントです。それでもオーナーの人柄とダイビングサービスぽくない雰囲気が好きなのと、生物もいい線いっていることから管理人がホームゲレンデにしています。



潜水ログと海の生物メモ
 
 管理人は週末ダイバーの「井の中の蛙」です。幸いにも坂田ではいろいろ面倒をみていただいているおかげで多くの生物に出会うことができました。

 撮った生物の同定は数多くの先人方の後追いと専門家に縋っている次第です。先達の足跡を踏んでみて苦労の一端が垣間みえて「あ〜自分もここまで来たんだ」と感慨ひとしおになったり、安易にお聞きしては「もうちょっと調べましょうね」と諭され冷や汗一斗の場面もしばしばでなんだか自分の立ち位置がわからなくなります。ですので間違いも多々あることから同定に使用はおやめになった方が良いと思います。
 また画像も証拠写真程度のこんなもんかな〜の出来ですので『メモ』程度に留めいただければ幸いです。
  「生物メモ」と謳ったからにはいずれは他の生物も載せたいので続けたいのですがいつになることやら。

 最後に。千葉県はダイビングに関していまだ後進地です。もっと多くの方が来られていろいろな生物が見つかるとともにいまだ手付かずの場所が数知れずあって早くダイビングポイントとして開かれればいいのになぁと思っています。



管理人です
 
 『子曰く、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。』の本来の意味からはずれていますが。
 『愚者もまた水を楽しむ』のです。

 潜水歴はくだらなく長い方ですがシークロップでアドバンスを受けたいと言っても「君にはまだ早い」と言われ続けているOWダイバーです。
 坂田以外での潜水はあまりというか昔にちょっとというかほとんど行っておりません。自慢できるのは多分世界初であろうサイパンの北島のジランダ岩礁という場所に潜ったことでしょうか。

 他所には出かけないと言っておきながら八丈島のレグルスダイビングの加藤さんにアイコンを作っていただきました。カメラでなくなぜ飴なのかはまだまだ「お子ちゃま」ということでしょう。